●◇「バーチャル歴旅」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.7-1◇●◇●◇
by ブログ管理者
前近代史料をご紹介しながら、尼崎市域のまちの歴史を
振り返りつつ時空を超えたバーチャル「旅」をしてしま
おう!というこの企画。
このたびご紹介する史料は、史料館の撮影ボランティア
の方に撮っていただいた絵図です。通常は、ふすまの下
張り文書を撮影いただいていますが、時々、史料館所蔵
のビジュアル史料の撮影にもご協力いただいています。
実はこの絵図、一部『図説尼崎の歴史』の中で紹介され
ています。
それでは、何の絵図なのでしょうか?ヒントはくずし字
の部分に隠されています。
「嘉永七年(1854)」「ヲロシヤ船」・・・幕末の外国
船とかかわりのある内容だということがわかります。絵
図をよく見ると、沿岸に船がたくさん係留し、さらに
「沖手廻り」という見回りの船も描かれています。なん
だかものものしい雰囲気ですね。
詳細については、また明日、ご案内しますが、先に答え
を知りたい!という方はこちらをご覧ください。
『図説尼崎の歴史』近世編
「幕末期の尼崎藩」(岩城卓二氏執筆)
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/chronicles/visual/03kinsei/kinsei4-1.html
|