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日本醤油醸造の絵はがき/新たに収集した史料より(その1)

by ブログ管理者

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このほど、日本醤油醸造の絵はがきを入手したのでご紹
介します。
敷地西側を流れる庄下川(現在は旧左門殿川)の左岸から
東方向を望んだもので、今回新たに発見された写真です。
日本醤油醸造(株)は鈴木藤三郎らによって明治40年(1907)
6月に創設され、東京深川の本社工場で鈴木の発明にかか
る速醸造法での醤油醸造を開始しました。明治41年9月に
は尼崎の新城屋新田に敷地約2.8ha、年産公称24万石が可
能という第二工場を設け、翌年5月から京阪神地域に販売
しました。
史料館所蔵の写真帖『日本醤油釀造株式會社尼崎第貳工塲
一覽』に掲載されている配置図「敷地及建物之圖」による
と、手前の水面が「舩溜(ふなだまり)」で、舩溜に沿った
建物の2連が「原料倉庫」、1連が「精製塩室」となってい
ます。当時は海路での輸送が一般的だったので、この岸壁
で原料である大豆や塩を船から陸揚げして保管し、後方に
見える建屋の製造工程に向かう流れになっていたことがわ
かります。


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