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○◆○◆○「あの頃の尼崎」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.9−2−1○◆○◆○

by ブログ管理者

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古写真や絵はがきなど、史料館が架蔵している近現代の
ビジュアル史料を紹介するシリーズ「あの頃の尼崎」。
昨日の写真は、広報課から移管されたプリントスクラッ
プブックに収録されていたものです。

これらの写真は、昭和32年(1957)5月28日から6月1日の5
日間、国内で初めて行われた大気汚染立体観測調査の様
子を撮影したものです。
5月22日に設置されたばかりの市の大気汚染対策本部が取
り組んだ立体観測調査とは、汚染の原因物質が空気中で
どう拡散しているかを把握するためのもので、8時・14時・
18時の1日3回、高度200m・300m・500m・700m・1000m
の5ヶ所の状況を観測するものです。調査のためのヘリコ
プターや連絡機は、自衛隊からの協力を得たもので、関
西電力の火力発電所に向かっているヘリコプターの様子
も撮影されています。また、地表に近い部分を観測する
ために当時城内にあった市役所の屋上からは、直径5mの
気球もあげられました。
こうした画期的な調査にあたって、東京都・横浜市・大
阪市・神戸市など大気汚染に苦しむ各自治体などから「激
励と成功を祈る旨の温い」電報が寄せられ、阪本勝兵庫県
知事も挨拶に訪れました。
(つづく)


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