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◇●◇●◇「バーチャル歴旅」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.14-2(その1)◇●◇●◇

by ブログ管理者

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昨日予告しておりましたとおり、本日は、「尼崎城下繰
屋仲間中より冥加上納仕りたき願い」/尼崎市立地域研
究史料館架蔵西村亀氏文書についてご紹介します。繰屋
(くりや/綿加工において、綿実と繊維に分ける工程を
担う商人)仲間より尼崎藩へ冥加銀を上納したいと願い
出たこの史料。出願者は、繰屋36名と、「中問屋(繰屋
で繰られた繰綿を集散する問屋)」4名です。このうち、
所在がわかる繰屋36名については、城下町絵図におとし
てみました。尼崎城下町の大物町・築地町、さらに城下
に近接する別所村・竹谷新田に多く繰屋が存在していた
ことがわかります。
繰屋は毎年8月頃(綿の実がはじけ始めるくらいの時期
でしょうか)になると「戎講」と称する集会を設け、繰
綿の値段を決めていたようです。願書では、当地で生産
される繰綿は関東筋など所々での評判が良いことも記さ
れています。昨日「阪上綿」について述べましたが、当
地で産出される綿の品質の良さがここでも語られていま
す。


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