家老・柴田庄左衛門政賢(岩崎守氏提供写真)

柴田家は代々松平氏家老を務める家柄で、弘化2年(1845)当時には550石の知行を
給されていました。政賢は万延元年(1860)前後から明治期まで家老を務めたと推定
されます。素襖〔すおう〕という無位無官の武家の礼服と、それに合わせた「横さびの
折烏帽子〔えぼし〕」を着用しています。