明治5年の未確認郵便物(松原市・大西二郎氏蔵)

切手が脱落していますが 、元尼崎藩士・元尼崎県出仕の岡部晴より、西宮町の戸長
〔こちょう〕で「西ノ宮郵便取扱所」郵便継立方を務めた田富彦左衛門宛の公用郵便物
と考えられています。現在知られているもっとも早い時期の「尼ヶ崎郵便取扱所」取り
り扱い郵便物。封筒裏面には中央上部に切手が剥〔は〕がれた跡の残る消印が、下部
左側に「壬申〔じんしん〕三月十日」の局所印が見えます。