児童相談所

じどうそうだんしょ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  県の指示により、1928年(昭和3)5月5日に開設された、児童の健康に関する無料相談所。市立尼崎診療所の上階に設置され、診療所医師が週3日程度相談と健康・知能等の検査にあたった。開設後数年で利用者が急増し、1931年以降は毎年検査件数が3,000件から多い年は4,000件を越えるほどであった。1938年までは事業が継続したことが確認できるが、その後の状況は不詳。

執筆者: 地域研究史料館

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