常性寺

じょうしょうじ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  かつて旧尼崎町の別所町にあり、1951年(昭和26)難波〔なにわ〕七条通(現西難波町1丁目)に移転した浄土宗本願寺派の寺院。『尼崎志』は「元禄5年尼崎寺社改帳」を引いて大永年間(1521~1528)宗全開基としている。また同書によれば、近世には興正寺末であったが1876年(明治9)の興正寺分離独立に際し本願寺派に転派、現住職家の楠姓は、河内楠氏の流れをくむ大阪市北区の正善寺が1808年の天満の大火で焼失し、常性寺に入寺したものである。

執筆者: 地域研究史料館

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