阪神金属労働組合

はんしんきんぞくろうどうくみあい
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  1930年(昭和5)6月、全国労働組合同盟全労)が結成されたのにともない、尼崎傘下労働組合は阪神地方連合会となり、産業別に紡織・金属・合同・自由の4支部に再編された。この労組はその金属支部を指す。久保田鉄工所尼崎工場・尼崎製釘・兼重製鋼・日本スピンドル製造・日本エレベーター・平野鉄工など792人を組織した。1936年に全労が全評へと移行したことにともない同労組も全評傘下組合となり、尼崎では同年1月の大藪クロームメッキ(長洲・80人)の解雇反対闘争などを指導した。当時の組合員数は48人。

執筆者: 久保在久

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