高田

たかだ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  小田地区の大字。市域東部、猪名川藻川の合流地点の西岸に位置する。史料上の初見は1605年「慶長十年摂津国絵図」。

  近世初期には幕府領1617年(元和3)旗本長谷川氏(守知系)の知行所となった。村高は「慶長十年摂津国絵図」「元禄郷帳」「天保郷帳」のいずれにも198.027石とある。西明寺井組に属した。氏神は素盞嗚神社で、1915年(大正4)神崎須佐男神社に合祀され1948年(昭和23)旧地に戻った。

  1889年(明治22)以降は小田村1936年(昭和11)以降は尼崎市の大字となった。1981年の住居表示により高田町となり一部が額田〔ぬかた〕町となった。

執筆者: 地域研究史料館

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