共同苗代

きょうどうなわしろ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  複数の農家が苗代田の節約、苗代肥培の改善、作付米の品種統一などを目的として共同して苗代を経営すること。政府は日露戦争前後から食料増産のため共同苗代・塩水選・正条植などの農事改良を奨励し、場合によっては強権的に強制するいわゆるサーベル農政によって実現をはかった。兵庫県ではすでに1902年(明治35)に県の農会がこれらの農事改良を指示しており、1907年には県が共同苗代設置規則を定めて共同苗代組合を大字単位に設置する事を命じた。また翌年6月には武庫・川辺・有馬3郡と神戸市の一部が共同苗代品評会を開くなど奨励につとめたので、第1次大戦前には市域のほとんどすべての農村に普及した。

執筆者: 山崎隆三

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