泉屋利兵衛銀札

いずみやりへえぎんさつ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  明和6年の上知令の後、尼崎藩は西宮銀札(藩札)を回収し、ついで農民札元の銀札を停止して回収させる方向を進めた。そしてそれら旧銀札に代わる銀札として、1777年(安永6)に発行したのが尼崎藩掛屋泉屋の銀札である。これは藩が従来の御救銀札的方向から藩を発行主体とする藩札へと転換したことを示す。札の裏面に番号を入れて兌換紙幣の建前をとったが、藩札不信が高まる中で、1834年(天保5)引替停止状態におちいった。

執筆者: 八木哲浩

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