猪名公高見

いなのきみたかみ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  ? - 672年(天武元)12月

  宣化天皇の皇子の火焔皇子を祖とする為奈〔いな〕(猪名)公氏の出身。650年(白雉元)2月に難波の小郡〔おごおり〕宮で、穴門(長門)国から献じられた白雉を載せた輿を、三国公麻呂ら3人とともにもって天皇の玉座の前に進めたことが、「日本書紀」にみえる。672年(天武元)12月に大紫の位をもって死んだが、「書紀」は「韋那公」と記している。

執筆者: 長山泰孝

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