篠田隆義
しのだたかよし
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
篠田隆義市長
1898年（明治31）2月5日 - 1980年（昭和55）3月25日
公選の尼崎市長。在任期間は1966年（昭和41）12月12日～1978年12月11日の3期。
奈良県吉野郡に生まれ、高等小学校卒業後軍隊生活などを経て1924年（大正13）4月尼崎市職員となる。1954年（昭和29）の薄井一哉市長就任にともない翌1955年2月助役となる。1962年4月退任、同年12月の市長選挙に革新系候補として出馬するが現職の薄井市長に破れた。1966年11月、2度目の出馬で当選、革新市長として3期を務め、公害対策や同和対策事業の推進など、高度成長期の数々の都市課題に取り組んだ。1978年名誉市民となった。
参考文献
- 篠田隆義『しのだぶし』 1970 新人物往来社
