郡制

ぐんせい
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  郡はすでに三新法のもとで府県の下部行政機関として設置され、郡長・郡役所は存在していたが、町村制施行後さらに地方支配体制を強化するため、郡会を設けて郡を府県と町村との中間の地方自治体とすることを定めたのが郡制である。郡制は1890年(明治23)5月に制定されたが、兵庫県では郡の整理統合ののち、1896年7月に実施された。この整理統合で旧菟原〔うはら〕・八部〔やたべ〕の2郡は武庫郡に最終的に合併された。

執筆者: 山崎隆三

参考文献

  • 『兵庫県百年史』 1967

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