阪神電鉄尼崎倉庫

はんしんでんてつあまがさきそうこ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
阪神電鉄尼崎発電所
阪神電鉄尼崎発電所
阪神電鉄尼崎倉庫(2002年撮影)
阪神電鉄尼崎倉庫(2002年撮影)

  1904年(明治37)8月の尼崎車庫完成の前後に、阪神電鉄の尼崎発電所として旧城郭内(現北城内)に建設された、市域ではめずらしい明治期の洋風建築。煉瓦造り2階建て、延面積345.2坪。煉瓦は英国から、鉄製アングルは米国から輸入し、英国人技師によって建てられたと伝えられる。当初建てられたのは西側部分で、東側は1907年ころの増築であったが、東側部分は1985年に列車運行管理センターに建て替えられた。尼崎発電所は1919年4月に廃止されたので、その後倉庫に転用されたものと思われる。

執筆者: 地域研究史料館

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