1690年代

出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  年表:

  世紀: 16世紀 - 17世紀 - 18世紀

  10年紀: 1660年代 1670年代 1680年代 - 1690年代 - 1700年代 1710年代 1720年代

  各年: 1690年 1691年 1692年 1693年 1694年 1695年 1696年 1697年 1698年 1699年


  1690年から1699年までの10年間を指す。

1690年代の年表

  • 1690年(元禄3)
  • 1691年(元禄4)
    • 1月27日 - 医師ケンプェルはオランダ商館長の江戸参府に随行して尼崎沖を通過した。
  • 1693年(元禄6)
    • 12月10日 - 尼崎城下の西町で火災が起こり家中屋敷・町家などが全焼した。
  • 1695年(元禄8)
    • 5月19日 - 尼崎の西町碇屋と東町丸屋の2軒の生魚問屋が互いに取引き地域の範囲と取引き方法について協定した。
  • 1696年(元禄9)
    • 4月18日 - 尼崎藩は、武庫川洪水に備えて藩から渡した水防道具が不足している村々の役人を藩役人のもとへ呼び出した。
    • この年 - 池田村の馬借が猪名川通船の出願に対して、荷物運送の収入がなくなり村の繁栄が奪われると反対を嘆願した。
  • 1697年(元禄10)
    • 4月27日 - 幕府が正保の国絵図改正を全国に命令した。
    • この年 - 武庫村の善右衛門・武右衛門の酒造高が、それぞれ40石であった。
  • 1698年(元禄11)
    • 4月 - 尼崎藩は国絵図・郷帳改正のために、正保2年以降の変化についての報告を村々に命じた。
    • 7月13日 - 尼崎藩は、武庫川の大水のさいに東西両堤へ派遣すべき村々の人足数を定めた。
  • 1699年(元禄12)
    • 1月 - 尼崎船と堺出買人は、尼崎打瀬船の魚の沖買いの仕方について申合せを行なった(尼崎浦漁民と堺出買人)。
    • 9月13日 - 瓦林組郡右衛門・各村役人・社寺とともに浜田村九郎左衛門、武庫村善左衛門・武右衛門ら酒造りを営む者たちが、幕府の酒造五分の一令に対する請書を尼崎藩に提出した。