2009年

出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀:20世紀 - 21世紀 - 22世紀
年表 10年紀:1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
周辺の年:2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

平成21年

  • 1月1日
    • 市立文化財収蔵庫が栗山町から南城内の旧城内中学校校舎に移転した。
    • 園田地区の郷土史を研究する「猪名の会」が地区の歴史をまとめた『園田のあゆみ』を刊行した。
  • 1月30日 - 中皮腫及び肺がんに罹患し死亡した日本通運の元労働者5人(クボタ神崎工場へのアスベスト原料輸送作業従事者4人及び日通大物車庫での作業従事者1人)の遺族が、日通とクボタを被告として損害賠償等を求めた日通アスベスト訴訟が神戸地方裁判所に提訴された。
  • 1月31日 - キリンホールディングス はJR尼崎駅前のホテル「ホップイン」アミング(潮江1丁目)を運営する100%子会社・キリンホテル開発の全発行済株式500株をジェイアール西日本ホテル開発に譲渡し、同ホテルの経営から撤退した。
  • 2月6日 - ヤンマー尼崎工場・陳列館が収蔵するディーゼルエンジンと、ダイソー尼崎工場の事務所等建物が、経済産業省が認定する「近代化産業遺産」の第2回目分540か所のひとつに選ばれた。
  • 2月22日 - 尼崎市内のさまざまなまちづくり団体が交流する催し「市民が誇れるまち・尼崎-市民まちづくり交流大会」が、聖トマス大学を会場として実行委員会主催により開催された。
  • 3月2日 - 尼崎市は、民間事業者に委託する形で2008年12月10日に試行運営を開始した「尼崎市コールセンター」の本格稼働を開始した。
  • 3月8日 - 椎堂1丁目の「ショッピングセンター園和」から出火し、49戸が全焼した。
  • 3月20日
    • 阪神電鉄の西九条・大阪難波間が開通し、西大阪線がなんば線と改称、阪神三宮・近鉄奈良間の直通運転が開始された。
    • 東難波町4丁目の「難波センター市場」から出火し、46戸が全焼した。
  • 3月24日 - 尼崎市は、市所蔵の「新曲図扇面」を市指定文化財に指定した。
  • 3月31日 - 尼崎市は、下水道使用料減免制度について、下水道普及率がほぼ100%となり利用促進策としての役割を終えたことなどから、減免制度を廃止した。
  • 3月 - 財団法人尼崎市高齢者生きがい促進協会が解散し、社会福祉法人尼崎市社会福祉協議会に統合された。
  • 4月1日
    • 尼崎市が中核市に移行した。
    • 尼崎公害訴訟の和解条項に基づき、大型車を対象に阪神高速湾岸線一部区間の通行料金引き下げが実施された。
    • 尼崎市は中核市移行を機に従来兵庫県と市・事業者の三者により締結していた環境保全協定を廃止し、新たに民間企業36社(37工場)との間に第6次環境保全協定を締結した。
    • 財団法人尼崎市総合文化センターが、株式会社エフエムあまがさきの放送事業(FMaiai)を引き継いだ。
  • 4月9日 - 栗山町から南城内に移転した文化財収蔵庫の展示室一般公開が開始された。
  • 4月28日 - 市の都市美形成建築物である西昆陽・田近家住宅が登録有形文化財として登録された。
  • 4月
    • 尼崎市とドイツ・アウクスブルク市の姉妹都市提携50周年を記念して、4日・5日に尼崎市民のグループがアウクスブルク市を訪問し、21日にはアウクスブルク市民団が尼崎市を訪問し、相互に交流した。
    • 4月 - 尼崎市は中核市への移行にともない、尼崎市社会保障審議会を社会福祉法にもとづく地方社会福祉審議会として位置付けた。
    • 2004年にモデル校の市立杭瀬小学校に導入され、その後市立小学校に徐々に導入された、そろばんを教える「計算科」授業が、この4月から市立全小学校で実施されることになった。
    • 三木市に本拠を置く関西国際大学が、 JR尼崎駅北側のキリンビール尼崎工場跡地、あまがさき緑遊新都心地区の一画(潮江1丁目)に尼崎キャンパスを開設し、同大学の教育学部が三木キャンパスから移転した。
  • 6月6日 - 聖トマス大学を運営する学校法人英知学院が、定員割れが続いていることを理由に翌2010年度から学生募集を停止すると発表した。
  • 6月7日 - 尼崎市議会議員選挙が実施された。当選した44人のうち、女性議員が過去最多の11人を占めた。
  • 6月15日 - 尼崎市が、国の「ふるさと雇用再生特別交付金」を原資として、(株)JTB西日本に委託して観光情報を発信する3か年の「あまかん」事業がスタートした。
  • 7月3日 - 尼崎市が市民団体からの提案を受けて地域課題や社会的課題を解決するための事業を協働で行なう「提案型協働事業制度」(平成21年度開始)の第1回目プレゼンテーション審査が実施され、提案事業はいずれも不採択となった。
  • 7月17日 - 平成9年度に尼崎市が徴収すべき特別土地保有税約1億2千万円が徴収されず時効消滅したことについて、市が担当元職員に損害賠償を求める訴訟の控訴を大阪高等裁判所が棄却した。市・被告とも控訴せず、被告に損害額の15%(過失相殺85%)の賠償を命じる2009年1月22日付神戸地方裁判所尼崎支部第1審判決が確定した。
  • 7月18日 - 2008年に亡くなった尼崎出身の世界的前衛画家・白髪一雄〔しらがかずお〕の回顧展「白髪一雄展-格闘から生まれた絵画-」が、尼崎市総合文化センター美術ホールにおいて開幕し、同年9月6日まで開催された。この前後、安曇野市・横須賀市・碧南市においても同じ回顧展が開催された。
  • 8月7日 - 市の都市美形成建築物である西富松・森松家住宅が登録有形文化財として登録された。
  • 10月13日 - 旧大庄西中学校を仮校舎としていた市立大庄中学校が、菜切山町の大庄東中学校跡地の新校舎に移転した。
  • 10月16日 - 尼崎市は、(株)JTB西日本に委託して観光情報を発信する3か年の「あまかん」事業の一環として、JTB西日本尼崎支店内に「あまがさき・街のみどころご案内所」を開設した。
  • 10月20日 - JR尼崎駅北側のキリンビール尼崎工場跡地、あまがさき緑遊新都心地区の一画(潮江1丁目)に複合商業施設「COCOE〔ココエ〕」が開業した。これに合わせてあまがさき緑遊新都心まちびらき記念式典が開催され、新都心としてグランドオープンした。
  • 11月2日 - 市の都市美形成建築物である上食満・芦田家住宅が登録有形文化財として登録された。
  • 12月18日 - 尼崎市は、少子化や児童虐待・いじめ・不登校といった子ども・子育てをめぐる社会状況をふまえて、「尼崎市子どもの育ち支援条例」を公布し、即日施行した。
  • 12月22日 - パナソニック(旧松下電器産業)がプラズマディスプレイパネルを生産する尼崎第三工場の完成式が行なわれた。
  • 12月25日 - 兵庫県警は、市への登録および狂犬病ワクチン接種を行なわず無許可で300匹以上の犬を飼育していた尼崎市内の犬繁殖業者を家宅捜索し、違法状態を知りながら同業者から売れ残った犬を引き取り殺処分を行なっていたとして、尼崎市保健所と市動物愛護センターも捜索した。
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