1910年

出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀:19世紀 - 20世紀 - 21世紀
年表 10年紀:1890年代 1900年代 1910年代 1920年代 1930年代
周辺の年:1907年 1908年 1909年 1910年 1911年 1912年 1913年

明治43年

  • 1月2日 - 築地町の旧尼崎産銅所工場を利用して、カマル製煉所が操業を開始した。
  • 1月 - 大地主尼崎伊三郎は貴族院・衆議院両議長に地租減税を請願した。
  • 2月2日 - 前年(1909年)12月27日に村の14人が同村水路の上流に塚口村が新設した石造樋門の撤去を兵庫県に請願した件に関して、塚口村は川辺郡長の説諭を受けて樋門を撤去した。
  • 3月8日 - 川辺郡会は郡立高等女学校設立の建議を可決した。
  • 3月 - カマル製煉所の鉱毒ガスに対して、旧城郭内別所町築地町の住民が工場立ちのきを尼崎町長に請願した(カマル製煉所鉱毒ガス問題)。
  • 4月4日 - 尼崎尋常高等小学校、尼崎第一・第二尋常小学校のそれぞれ一部の児童を集めて尼崎第三尋常小学校(のちの開明小学校)が設置された。
  • 4月 - 1909年7月に汚物掃除法が尼崎町に準用されることになったことを受けて、この月から従来の汚物運搬請負制度を廃止し、町直営の清掃事業が開始された。
  • 5月27日 - 日本醤油醸造の尼崎工場が全焼した。
  • 6月3日 - 阪神電鉄小田村に電灯・電力の供給を開始した(電力産業)。
  • 6月23日 - 武庫村長に松本四郎兵衛が就任した。
  • 6月 - 大阪製紙が解散し、工場は野田製紙所と改称した。
  • 9月3日 - 生大魚市場の新設出願に同じ中在家町の尼崎魚市場の営業者4人が許可反対を兵庫県に上申した。
  • 9月7日 - 尼崎町長に沢田重遠が就任した。
  • 9月13日 - 又兵衛新田日本リーバ・ブラザーズの石鹸工場が設立された。
  • 9月14日 - 尼崎伊三郎家は尼崎耕地部の規則を定め、田畑ほか不動産に関する管理・運営などを行なうこととした。
  • 10月19日 - 小田村長に岩井秀三郎が就任した。
  • 10月 - 沖台拓殖製糖尼崎工場が杭瀬に建設された。
  • 11月5日 - 5月に工場火災を起こした日本醤油醸造が解散した。
  • この年 - 庄下川西岸の庄下橋から宮町八軒町(現国道43号庄下川橋付近)までの間に、尼崎で最初の本格的な公園である庄下遊園地が設けられた。
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