1923年

出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀:19世紀 - 20世紀 - 21世紀
年表 10年紀:1900年代 1910年代 1920年代 1930年代 1940年代
周辺の年:1920年 1921年 1922年 1923年 1924年 1925年 1926年

大正12年

  • 2月 - 女性を含めた普選即時実施を提唱する兵庫県青年党が尼崎市内で演説会を開催し、築地町の天野平一・平吾兄弟らが入党した。
  • 3月
    • 尼崎共立銀行の鉄筋コンクリート造の本店ビルが西本町三丁目に新築された(現「本町ビル」)。
    • 兵庫県が実施する武庫川改修工事の第1期工事が竣工した。
  • 4月1日 - 郡制廃止され、郡長・郡役所は国の地方行政官庁となった。
  • 4月9日 - 市立尼崎中学校が、開校式を行なった。
  • 4月20日 - 市立尼崎中学校が、尼崎尋常高等小学校校舎の一部を使用して授業を開始した。
  • 4月20日 - 尼崎市は方面委員52人を初めて委嘱した。
  • 5月1日 - 森永製菓塚口工場がビスケット製造を開始した。
  • 6月21日 - 現尼崎市域初の土地区画整理事業として、竹谷新田の一部(阪神国道・現国道2号沿線)を施行区域とする竹谷新田耕地整理事業が計画認可された。
  • 7月1日 - 尼崎市は都市計画法実施都市に指定された(尼崎都市計画区域)。
  • 7月20日
    • 従来の 神崎駅(現JR尼崎駅)南側長洲地内から東約200mの、同じく長洲地内(現小田支所の位置)に新築された木骨造(一部鉄筋コンクリート造)の小田村役場が竣工した。
    • 小田村は新庁舎落成を記念して村誌『小田のしるべ』を刊行した。
  • 7月24日 - 園田村長に中村龍太郎が就任した。
  • 7月28日 - 兵庫県公会堂で27~28日に開催された地方改善協議会での議論の結果、融和団体「兵庫県清和会」が兵庫県の主導により結成された。
  • 8月 - 毛斯綸紡織戸之内工場が開設された。
  • 10月1日 - 兵庫県農工銀行宮町本町通商店街沿いに鉄筋コンクリート造・壁体煉瓦積み(9月竣工)の尼崎支店を新築・開設した。
  • 11月9日 - 猪名寺の小作人代表が地主会に小作料の永久軽減を要求した。
  • 11月9日 - 中山亜鉛鍍金工業所の職工171人が工場長の排斥を決議して争議となり、労働組合の承認その他を要求した(尼崎鍍金工組合)。
  • 11月27日 - 中山亜鉛鍍金工業所の労働争議は、尼崎市長の調停により工場長については調停者一任とし、他は職工側の要求すべてを承認した(尼崎鍍金工組合)。
  • 11月10日 - 西難波で小作料の引下げを要求して争議が起こった。
  • 12月7日 - 武庫村長に西村藤兵衛が就任した。
  • 12月9日 - 武庫川改修第1期工事竣工式兼第2期工事起工式ならびに阪神国道改築工事起工式が武庫川河川敷で行なわれた(武庫川改修)。
  • 12月13日 - 立花村長に松谷庄蔵が就任した。
  • 12月28日 - 大庄村長に堀本治作が就任した。
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