1926年

出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀:19世紀 - 20世紀 - 21世紀
年表 10年紀:1900年代 1910年代 1920年代 1930年代 1940年代
周辺の年:1923年 1924年 1925年 1926年 1927年 1928年 1929年

大正15年/昭和元年

  • 1月23日 - 小田村南部の潮江長洲など6か村は、尼崎市との全村合併が実現しない場合は6か村だけで分離合併すると決定した。
  • 1月25日 - 立花村更新会が小学校の建築工事不正問題に関する村民大会を西要寺と塚口天理教会で開き、徹底的調査実施を決議した。
  • 1月
  • 2月22日 - 大阪製麻で組合幹部の解雇を発端として、朝鮮人労働者を含む男女工263人がストに入った。
  • 2月 - 日本リーバ・ブラザーズの後身である大日本石鹸ベルベット石鹸に改称した。
  • 3月13日 - 2月22日始まった大阪製麻の争議が、解雇手当導入、争議費用の会社負担などを条件として妥結した。
  • 4月5日 - 大庄村初の幼稚園として、私立松寿幼稚園(武庫川幼稚園)が西新田の源光寺に開設された。
  • 4月9日 - 尼崎市は市制実施10周年を記念して尼崎第一尋常小学校において奉告祭及び祝賀式を開催し、この日から11日まで3日間を祝賀日と定めて祝賀会・提灯行列等の催しを実施した(市制実施紀念日)。
  • 4月19日 - 桜井神社所蔵の太刀銘守家が国宝に指定された(1950年の制度改正により国指定重要文化財となる)。
  • 6月21日 - 立花村長に市場梅蔵が就任した。
  • 7月1日
    • 地方官官制改正により郡長・郡役所が廃止された。これにより川辺郡役所武庫郡役所が廃止された。
    • 日本農民組合尼崎支部員の東難波の小作人は、小作地返還訴訟を起こしている地主側の動きに対抗するため組合本部の応援を要請した。
    • 青年訓練所が尼崎尋常高等小学校内および大庄尋常小学校内に開設された。
  • 7月26日 - 尼崎市は市内に新たに25区を設定し、町総代を廃して区長・区長代理者を各区に置く規程を施行した。
  • 7月27日 - 尼崎商工共和会改正工場法施行反対を兵庫県へ陳情することに決めた。
  • 8月25日 - 園田村会が都市計画道路に接続する村道の路線決定をめぐって紛糾し、東部5地区の村議・区長が辞職した。
  • 11月初 - 小田村では尼崎市との合併問題と上水道問題との関係から北部・南部両派の村長候補者擁立で紛糾した。
  • 11月14日 - 小田村長に太田照が就任した。
  • 11月30日 - 旧城郭内二の丸(現北城内)に新築された尼崎警察署の鉄筋コンクリート建物が竣工した。
  • 11月 - 塚口付近の小作人23人は地主に坪刈りさせて害虫による減収を実証し、地主3人に小作料の引下げを迫った。
  • 12月4日 - 日本労働組合同盟が発足した。これにより総同盟尼崎連合会が分裂し、会長の藤岡文六をはじめ一部の労働組合が組合同盟尼崎労働組合に移った。
  • 12月7日 - 労働農民党摂陽支部発会式が西宮市の東口公会堂において開かれ、近内金光が支部長に就任した。
  • 12月9日 - 中間派無産政党である日本労農党が結成された。これにともない、尼崎では総同盟尼崎連合会を除名された藤岡文六らが同党関西支部を結成した。
  • 12月25日
    • 大正から昭和に改元された。
    • 阪神国道(現国道2号)が開通した。
  • 12月
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